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2000万円の中古マンションに...

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2022/12/09

みなさんは所有している不動産にいったいどれくらいの固定資産税が課せられるのか、知っているでしょうか。
ここでは固定資産税の概要とかかる税額を解説します。

□固定資産税とは?

固定資産税は、土地や建物のような不動産を所有している人に対して課される税金です。
厳密にいうと、所有者とは、毎年1月1日時点で所有者として固定資産税課税台帳に記載されている人のことを指します。

ここで注意していただきたいのは、土地と建物の両方で税金が発生する点です。
つまり、マンションを持っていれば、そのマンションに対してかかる固定資産税と、マンションが建っている土地に対してかかる固定資産税の両方を支払わなければならないのです。

では、課税額はどのようにして決まっているのでしょうか。
それは所有している土地や建物の評価額によって決められています。
建物は時間経過に伴って劣化していくため、評価は下がっていきます。
また、床面積も税額を計算する際に考慮され、広い建物ほど税額は高くなるのです。

□2000万円の中古マンションにかかる固定資産税はどれくらい?

もっと具体的に固定資産税がどれくらいになるのかを知りたいという方は多いでしょう。
ここでは、2000万円の中古マンションにかかる固定資産税額はどれくらいなのかをシミュレーションします。

固定資産税は、土地であっても建物であっても、課税標準額に税率(1.4パーセント)をかけて求められます。
では、どのようにして課税標準額は決められるのでしょうか。

まず、建物の場合を解説します。
建物部分の課税標準額は、単位当たりの再建築評点、経年減価補正率、床面積、評点一点当たりの価額の全てをかけて計算されます。
再建築評点とは、その建物と全く同じものを新築する場合に必要になる建築費を点数に置き換えたものです。

次は土地の場合です。
土地の課税標準額は、特例が適用されることによって変わってきます。
ここでは課税標準額を公示価格の70パーセントだと想定します。
建物と土地の割合を、建物が70パーセント(1400万円)、土地が30パーセント(600万円)になると仮定しましょう。

そうすると建物にかかる税額は1400万円に0.7と0.14をかけて13万7200円と求められ、土地にかかる税額は600万円に0.7、6分の1、0.14をかけて9800円と求められます。
つまり、2000万円の中古マンションにかかる固定資産税額はトータルで14万7000円となるのです。

□まとめ

固定資産税とはどのようなものなのか、どのようにして計算されるのか、イメージできたでしょうか。
固定資産税は毎年の大きな出費になりますので、しっかり理解しておいてくださいね。

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