閉じる
電話
MAP
TOPColumn Detail お家を買い替える際の二重ローンにメリットはあるのか？
2022/11/21
「マイホームの買い替えを考えているが、2つのローンを同時に利用するのは不安」
2つのローンを同時に使用することを、ダブルローンと言います。
住み替えでダブルローンを検討している方のために、今回は、ダブルローンのメリットやデメリットについて紹介します。
□ダブルローンのメリットとデメリットについて
ここではダブルローンのメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットの両方を踏まえて、最適な選択をしていただければ幸いです。
まずはメリットから紹介します。
1つ目のメリットは、売却と購入を同時に進める必要がないことです。
住み替えで最も難しいのは、売却と購入のタイミングです。
理想的なのは、売却と同じタイミングで購入をすることです。
しかし、実際は、いつ住宅が売れるのか分かりませんし、新たな住まいがいつ見つかるかも分かりませんよね。
売却と購入を同時に進める必要がない点は、ダブルローンのメリットと言えるでしょう。
2つ目のメリットは、仮住まいの費用が削減できることです。
売却が先行してしまうと、新居を探すまでの間、一時的な仮住まいが必要ですよね。
荷物の置き場所にも、トランクルームの使用や荷物預かりサービスで費用がかかってしまうでしょう。
3つ目は、空き家にしてから売ることができることです。
住みながらの売却だと、家の内覧で十分にアピールすることは難しいですよね。
生活感は売却を遠ざけてしまう恐れがありますが、空き家にしてからであれば、家の良さを最大限伝えられます。
次は、デメリットの紹介をします。
1つ目のデメリットは、月々の住宅ローンの返済額が膨れ上がることです。
ローンを2つ利用するということは、返済も増えますよね。
ダブルローンが終わるまでの経済力が必要になるでしょう。
2つ目は、住んでいない物件では、住宅ローンの控除が受けられないことです。
住宅ローンの控除を利用するためには、いくつか条件があるのですが、新しい家を購入して引っ越すと控除は利用できなくなります。
□住み替えの際の注意点とは
住み替え時の注意点は、2つあります。
1つ目は、前の家の売却が終わらないと住宅ローンの控除が利用できないことです。
先ほども紹介しましたが、新しい家を購入して引っ越すと住宅ローンの控除は利用できません。
住宅ローン控除の条件はよく確認しておいてくださいね。
2つ目は、余裕がない場合は、住み替えローンを利用することです。
これは、ダブルローンを避けるための方法です。
住み替えローンとは、売るタイミングと買うタイミングを同時に行えます。
そのため、売却時に住宅ローンが完済できなくても、残債を新居の住宅ローンに上乗せできるというものです。
ダブルローンの負担を少なくできます。
□まとめ
今回は、住み替えでダブルローンを検討している方のために、ダブルローンのメリットやデメリットについて紹介しました。
経験や実体験に基づいて最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
