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更地の固定資産税が高いのは...

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2022/12/17

更地にすると固定資産税が高くなるなんて話を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
しかし、その理由について詳しく理解している方は少ないです。
そこで、この記事では更地の固定資産税が高い理由と税額を抑える方法をご紹介します。

□更地の固定資産税が高い理由とは?

更地にすることによって建物にかかる固定資産税はなくなりますから、トータルの固定資産税が安くなると勘違いされている方は多いです。
しかし、実は更地にすると固定資産税は最大6倍、都市計画税は最大3倍高くなってしまうのです。

これには住宅用地特例という特例が関係しています。
建物が建っている土地には、住宅用地特例が適用されています。
これによって固定資産税は6分の1、都市計画税は3分の1まで減額されているのです。
つまり建物をなくすと、この特例が適用されなくなり、むしろ税額が上がってしまう結果になります。

□固定資産税を抑える方法をご紹介!

更地にかかる固定資産税を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは「建物を建てる」「アパートやマンションを建てる」「省エネリフォームする」の3つの方法について、詳しく解説します。

*駐車場の経営をする

更地を駐車場として貸し出すことによって、利益を得ると固定資産税の支払いの足しにできます。
確かにこの方法だと土地の上に建物が建っていないため、固定資産税は軽減措置の対象にはなりませんが、経営が軌道に乗ると固定資産税の出費分を十分賄えます。

*建物を建てる

当然ですが、建物を建てることによって住宅用地特例を適用して、税額を下げられます。
一戸建てやマンションによってもどれだけ減額されるのかが変わってきますので、チェックしてみてくださいね。

*省エネリフォームする

所定の条件を満たした省エネリフォームを行うと、固定資産税が減額されます。
減額対象になるのは住宅部分の固定資産税ですが、床面積120平方メートルまでの税額が1年間にわたって3分の1になります。
では具体的にどのような条件を満たさなければいけないのでしょうか。
主な条件を以下にまとめます。

・賃貸物件ではない
・リフォーム後の床面積が50平方メートル以上80平方メートル以下
・リフォーム後の住宅部分の床面積のうち、半分が居住用である
・窓の改修工事が行われている
・工事費用が50万円以上である

以上が固定資産税を減額させるための省エネリフォームの条件です。

□まとめ

更地の固定資産税が高くなってしまう理由と、税額を安く抑える方法をご紹介しました。
固定資産税に対する理解が深まったでしょうか。
今回の記事を参考に、固定資産税を安く抑えてくださいね。

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