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任意売却のタイミングは自己...

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2023/04/26

不動産を所有している方が、債務の返済が困難になって自己破産する場合、「先に家を売っておいた方が良いのですか」というご質問をいただくことがあります。
任意売却のタイミングが自己破産前と後のどちらが良いのかについては、その時によって異なります。
そこで今回は、任意売却を自己破産前にするメリット・自己破産後にするメリットについて解説します。
今回の記事を参考にしてみてください。

□任意売却のタイミングは?自己破産前にするメリットについて!

1つ目は、自己破産の費用と期間です。
自己破産は、換価が必要な財産の有無によって、手続きにかかる費用と期間が大きく異なります。
任意売却によって自宅を売却してから自己破産すると、同時廃止になるため、短期間で安く、自己破産の手続きができます。

2つ目は、引っ越し代をもらえる場合があることです。
任意売却の際、債権者との交渉次第では、引っ越し代を10から20万円ほど用意してもらえることがあります。
任意売却を選ぶと、抹消登記費用や仲介手数料を控除してくれる金融機関もありますので、手続きにかかる費用が抑えられます。

3つ目は、成功率が高いことです。
自己破産前に任意売却した場合は、市場価格に近い金額で売却が可能です。
任意売却を依頼できる専門機関も熟考でき、債権者との強力体制もとりやすく、任意売却の成功率もアップします。

□任意売却を自己破産後にするメリットについて!

1つ目は、高く売れる可能性があることです。
自己破産後の不動産売却は、弁護士が破産管財人となって行います。
破産管財人に選定された弁護士にとっては、その不動産が高く売れようが安く売れようが報酬に変わりはないため、売却金額が相場よりも低くなる可能性があります。

2つ目は、お金を手元に残せることです。
自己破産後に不動産を売却するには、予納金というお金を裁判所に納付する必要があります。
一方、破産してから不動産売却をすれば予納金を納める必要がないため、債権者への返済に充てられる資金が多くなります。
また、自己破産後の生活再建資金を残すことは、100万円未満の金額で認められているため、今後の生活に必要な資金を手元に残せます。

□まとめ

今回は、任意売却は自己破産前にするメリットや自己破産後にするメリットについて解説しました。
任意売却を実行する際には、必要に応じて手続きを進めていくほうが無難です。
自己破産する場合の任意売却のタイミングについてお悩みの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。

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