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離婚時に財産分与を選んだ方...

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2023/05/13

離婚の時、名義を変更する必要があります。
しかし、「名義の変更」は面倒に感じ、必要性はあるのかと思う方もいるはずです。
そこで今回は、「家の名義変更はした方が良いのか」という疑問に対して答えようと思います。
 

□離婚の際の財産分与で家の名義の変更が必要な訳とは?

 
離婚の際の財産分与で家の名義変更が必要な理由は、家を売却する時には名義を持つ人全員の同意が必要であるからです。
これによって、家を手放したくても手放せなくなってしまう可能性があります。
 
そのため、相手方の協力を得られずにトラブルを引き起こしたり、知らないうちに売却が進んで引っ越さざるを得なくなってしまうことがあります。
そのためにも、名義が「夫の単独名義・夫婦共有名義・妻の単独名義」のどれに該当するのかをきちんと確認し、財産分与の取り決めが終了したら、名義の変更手続きを怠らないようにしましょう。
 

□離婚時に財産分与で家の名義の変更をしないことで起こり得るトラブルとは?

 
予測できるトラブルとして3つ紹介します。
 
1. ローン完済時に所有者と認められないおそれがある
 
これはローン名義と所有名義が異なっている場合に起こる恐れのあるものです。
ローン名義が夫、所有者名義が妻となっていて、財産分与によって夫が受け取った場合だとします。
この場合、夫がローンを完済しても所有者が妻から変更されていないので夫は所有者として認められていません。
これによって妻から所有権を主張されトラブルに発展する恐れがあります。
 
2. 知らないうちに売却される可能性がある
 
財産分与で家を受け取ったとしても、名義を変更していなくて相手方のままになっている場合、勝手に売却されてしまう可能性があります。
これは、単独名義の場合には自分1人の決断で家を売れるからです。
 
3. 名義人が住宅ローンを払えなくなった場合に家を失う恐れがある
 
家の所有名義人・ローン名義人と、財産分与による家の受取人が違う場合、名義人がローンを払えなくなった時に家がなくなる可能性があります。
住宅ローンを滞納しすぎるとその後に差し押さえられてしまい、それを落札されてしまうと家を出る必要があります。
 

□まとめ

 
今回は、名義の変更が必要な理由について紹介しました。
先ほども述べたように、名義の変更をしないとさまざまなトラブルに見舞われる可能性があります。
トラブルを避けるためにも、住宅の名義が誰になっているのかを確認し、必ず名義変更をするようにしましょう。

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