【広島市編】相続した実家の建物や土地を有効活用した事例
広島市における、「相続した実家の建物や土地を有効活用する」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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Beginner1.広島市にお住まいのM様が、
「相続した土地を駐車場にし
て有効活用した事例」
お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市西区 | 種別 | 土地 |
---|---|---|---|
面積 | 98.38㎡ | 成約価格 | ― |
間取り | ― | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は広島市にお住まいの60代男性のM様です。
M様はご両親から相続した土地を所有しています。
M様自身は広島市内の別の場所で暮らしており、相続した土地は何もしない状態で放置しています。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した土地の有効活用方法を知りたい。
収益を上げつつ、手間のかからない活用をしたい。
M様は広島市内にご自身の住居を持っているため、相続した土地を利用する予定はありません。
しかし、土地を放置しておくのはもったいないと考え、収益を生む方法はないかと考えました。
最小限の管理の手間で、安定した収益を得たいと思っています。
不動産会社の探し方・選び方
M様の相続した土地は広島市内にあるため、地域に詳しい地元の不動産会社に相談することを決めました。
インターネットで探していると、
- 土地活用についての記載があった
- 広島市の不動産市場を熟知している
というポイントが決め手となり、依頼する不動産会社を選びました。
M様の「トラブル・課題」の解決方法
まずは土地の活用方法にはどういうものがあるかを説明しました。
1.「土地の活用方法」について
土地を有効活用するためには、以下のような様々な方法があります。
- 駐車場経営
- アパートやマンション経営
- 店舗やオフィスの賃貸
- コインパーキング
- トランクルームやレンタル倉庫
- 太陽光発電
M様の相続した土地がある西区は、ベッドタウンとして住宅地が広がっており、住民用の駐車場需要があります。
さらに駐車場経営であれば、管理の手間が少ないため、M様のご要望を叶えられるのではないかと提案しました。
興味を持っていただけたため、駐車場経営についてもう少し詳しく解説しました。
2.「駐車場経営」のメリット・デメリットについて
駐車場経営には以下のようなメリット・デメリットがあります。
【駐車場経営のメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
駐車場経営は、立地が良ければ少ない初期費用で安定した収入を得ることができます。
M様の相続した土地は駅や商業施設に近いエリアではないため、コインパーキングよりも「月極駐車場」としての活用をご提案させていただきました。
3.「結果」
M様は弊社のご提案に納得され、月極駐車場として活用することに決めました。
結果として、年間約100万円の収益を得ることができ、土地を有効活用することができました。
なるべく手間をかけずに安定した収益を得ることができ、大変満足されていました。
Beginner2.広島市にお住まいのN様が、
「広島市で相続した実家を活用し、アパート経営を始めた事例」
お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市南区 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 80.44㎡ | 土地面積 | 245.59㎡ |
築年数 | 48年 | 成約価格 | - |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は、広島市にお住まいの50代のN様です。
お父様がご逝去され、一戸建てのご実家を相続されました。
N様は現在、ご自身のご家族と共に広島市内のマンションにお住まいであり、ご実家に住む予定はありません。
売却して手放すことも考えましたが、それよりも不労所得として定期的な収入がある方が良いと考えています。
解決したいトラブル・課題
課題
実家を相続したが住む予定はなく、アパート経営をして活用したい。
N様は以前から資産運用に興味がありました。
相続したご実家を活用することで、資産形成に繋げたいと思っています。
アパート経営が良いのではないかと漠然と考えていますが、アパート経営に適した立地であるのか、専門家に相談したいと考えています。
不動産会社の探し方・選び方
N様は広島市内の不動産会社に相談することにしました。
その中でも、
- 相続した土地の活用について記載があった
- 業界20年以上のプロが窓口対応をしている
この2点が目に留まり、不動産会社に相談することにしました。
N様の「トラブル・課題」の解決方法
広島市南区は大学が複数存在しており、1人暮らしの賃貸需要が高い地域です。
N様のご希望通り、アパート経営をすれば資産形成につながると考えられます。
しかし、アパート経営にはメリットだけでなくデメリットもあるため、双方についてお話ししました。
1.アパート経営をするメリット
相続不動産を活用してアパート経営するメリットは以下のとおりです。
【アパート経営をするメリット】
- 安定した収入源を確保できる
- 資産価値が向上する
- 相続税対策になる
N様のご実家がある広島市中区は賃貸需要が高いため、安定した入居者を確保できる可能性が高く、長期的な安定した収益が見込まれます。
また、新築アパートを建設することで、将来的に売却する際にも有利です。
さらに、賃貸物件として土地を活用することで、相続税の評価額を抑える効果も期待できます。
2.アパート経営をするデメリット
一方で、アパート経営には以下のようなデメリットもあります。
【アパート経営をするデメリット】
- 初期投資の負担
- 黒字化するまでに時間がかかる
- 収益の減少や追加費用の懸念がある
アパート経営をするためには多額の初期投資が必要です。
また、一般的にアパート経営が黒字化するまでにかかる年数は、5〜10年と言われています。
さらに、大金を投資してアパート経営を始めたとしても、空室による収益の減少や劣化による修繕費などの追加費用もかかります。
そのため、アパート経営を始めるには余裕をもった資金計画が必要です。
3.「結果」
デメリットも考慮し、十分な検討を行ったN様は、アパート経営を始めることにしました。
相続したご実家を活用することで、解体費用はかかるものの、土地購入費用が不要であったことが決め手の一つになったようです。
需要が高い立地だったため、アパートは完成後すぐに入居者が決まり、N様は安定した収入を得ることができるようになりました。
Beginner3.広島市にお住まいのA様が、
「広島市で相続した実家を活用し、民泊経営を始めた事例」
お客様の相談内容
物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市中区 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 168.85㎡ | 土地面積 | 80.84㎡ |
築年数 | 44年 | 成約価格 | ― |
間取り | 4LDK | その他 | 駐車スペースあり |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は、広島市にお住まいの40代のA様です。
お父様がご逝去され、一戸建てのご実家を相続しました。
A様はご実家近くで建てたばかりの持ち家に奥様と住んでおり、移り住む予定はありません。
しかし、ご実家に思い入れがあるため、取り壊したくもないと考えています。
解決したいトラブル・課題
課題
実家を相続したが、取り壊さずに有効活用したい。
思い入れのあるご実家を取り壊したくない気持ちはある一方、毎年負債になる固定資産税がネックと考えています。
そこで、実家を取り壊さずに活用できる方法がないか、専門家に相談しに行くことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
A様の自宅や相続したご実家が広島市内にあるため、地域に根ざした不動産会社に相談しようと決めました。
インターネットで検索し、
- 空き家の有効活用について記載があった
- 大手ではなく地域密着型の会社
この2点が決め手となり、相談する不動産会社を選びました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
ご実家を取り壊さずに活用する方法としては、「ご実家を賃貸物件として貸し出す」または「民泊として活用する」の2点が主に挙げられます。
A様と一緒にお話を聞いていた奥様が、「民泊として活用する」ことに興味を示されたため、まずは民泊経営について説明しました。
1.「民泊経営」について
民泊経営とは、自宅や所有している不動産を短期間の宿泊施設として提供するビジネスのことです。
具体的には、旅行者やビジネス客に対して、ホテルや旅館とは異なる形で宿泊場所を提供します。
ご実家を取り壊さずに、そのまま活用できる方法の一つとなります。
2.「民泊経営」のメリット
民泊として物件を活用することで、以下のようなメリットがあります。
【民泊経営をするメリット】
- 収益性が見込まれる
- 空き家にしなくて済む
- 地域活性化に貢献できる
観光地として人気のある広島市では、民泊にすることで高い稼働率を期待でき、収益性が見込まれます。
また、民泊にすることで定期的な清掃やメンテナンスを行うため、空き家のまま放置することなく、物件の状態を良好に保つことができます。
さらに、民泊に宿泊する観光客が地域の飲食店や観光スポットを訪れることで、地域経済の活性化に寄与します。
3.「民泊経営」のデメリット
一方で、民泊経営には以下のようなデメリットにも注意が必要です。
【民泊経営をするデメリット】
- 法規制があり許認可が必要
- 運営と管理の負担がある
- セキュリティ対策が必要
民泊を運営するには、適切な許認可を取得する必要があります。
広島市では、旅館業法や住宅宿泊事業法などに基づく規制があり、これを遵守するための手続きが必要です。
また、民泊を運営するには、予約管理や清掃、ゲスト対応などの運営業務が発生します。
さらに、ゲストの入れ替わりが頻繁に発生するため、セキュリティ対策が必要です。
4.結果
A様のご実家は繁華街や原爆ドームなどの観光スポットに近く、民泊にしても需要が見込まれます。
また、A様の奥様が「広島市の活性化をしたい」という思いが強く、ご実家を民泊施設にする決断をされました。
傷み具合によっては修繕が必要になることもありますが、A様のご実家は手入れが行き届いており、数年前に水回りのリフォームもされていたため、そのまま活用できそうでした。
家族や友達同士で旅行に来て「大人数で安く泊まりたい」という層がA様のご実家を使用することが多く、少しずつ客足が伸びているそうです。
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