【広島市編】不動産における老老相続の問題を回避した事例
広島市における、「不動産における老老相続の問題を回避する」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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Beginner1.広島市にお住まいのN様が、
「不動産を売却することで老老相続のリスクを回避できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市西区三滝本町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.37m² | 土地面積 | 219.51m² |
築年数 | 築46年 | 査定価格 | 900万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は広島市にお住まいの70代のN様です。
N様は近年、自身の高齢化に伴い、相続について考えるようになりました。
N様の財産は預金とご両親から引き継いだ現在お住まいのご実家です。
また、N様には配偶者や子どもがいなかったので、相続人にあたるのは同じく70代の弟様になります。
もし弟様が実家を相続した場合、高齢の弟が物件の管理や売却をしなければならず、負担がかかることを懸念していました。
解決したいトラブル・課題
課題
弟の相続手続きの負担を減らすために、不動産だけでもあらかじめ整理しておきたい。
N様は弟様に負担がかからないように実家だけでも整理しておきたいと感じ、不動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
N様は近くの不動産会社をいくつか訪れ、依頼先を決めることにしました。
その際に、下記の2点を重視しました。
- 丁寧で親切な対応をしてくれる
- 不動産の相続に関する柔軟な提案をしてくれる
不動産会社を比較した結果、相続不動産について最も詳しく説明してくれたところに依頼することにしました。
N様の「トラブル・課題」の解決方法
N様の相続人にあたる方は弟様のみとのことでした。
しかし、弟様も70代と高齢であるため老老相続となります。
老老相続にはいくつかのリスクがあります。
特に、不動産の相続は手続きなどが複雑になるため、生前にあらかじめ計画的に整理することが重要です。
1.「老老相続」のリスク
老老相続には以下のリスクが発生します。
①相続手続きが進まない
不動産の相続手続きは複雑になるため、高齢者の方が1人で行うことは大きな負担となる可能性が高い。
②管理負担の増大
相続人が高齢である場合、体力的に不動産の管理が難しくなり、放置されるリスクが高くなる。
③認知能力の低下による売却困難
相続人が高齢で判断能力が低下すると、売却の手続きが進まず、結果的に物件が負の遺産になってしまう可能性がある。
2.「結果」
N様は、不動産会社の説明を聞いた結果「元気なうちに早く売却して現金化したほうが良い」と感じ、売却することにしました。
N様は手間をかけたくないとの事で、不動産会社が直接買い取ることを提案いたしました。
不動産会社に直接売却することで、スムーズに物件を処分することが可能となり、手間をかけずに確実に現金化することができます。
現在は、売却手続きと平行して進めた住み替え用の賃貸物件に引っ越され、新しい生活を送られています。
Beginner2.広島市にお住まいのE様が、
「認知症の姉への老老相続を防ぐ方法を不動産会社に相談した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市佐伯区八幡東 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 155.27m² | 土地面積 | 229.38m² |
築年数 | 50年 | 成約価格 | 1,000万円 |
間取り | 5DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は広島市にお住まいの60代のE様です。
E様は持病が悪化してきたことを受け、自分が亡くなった後のことを考えるようになりました。
特に、相続に関して心配されています。
E様には配偶者や子どもがいないため、相続人はお姉様になりますが、お姉様は70代と高齢であるため、老老相続の問題が発生します。
さらに、お姉様は認知症を患っており、現在は施設に入居しているため、相続手続きなどを適切に行うことが難しい状況です。
解決したいトラブル・課題
課題
不動産の相続手続きが複雑になるため、認知症の姉に相続させたくない。
E様の財産は、預金と現在のご自宅(不動産)のみです。
なかでも不動産の相続手続きは複雑なため、E様はお姉様に預金のみを相続させたいと考えています。
E様はご自宅を生前に処分することに決め、不動産会社に相談することにしました。
不動産会社の探し方・選び方
E様は近所の不動産会社に相談することにしました。
いくつかの不動産会社に問合せた結果、そのなかで、
- 相続手続きに知見があった
- 不動産を手放す方法として売却以外にも複数の案を提案してくれた
上記2点で信頼できると感じた不動産会社に相談することにしました。
E様の「トラブル・課題」の解決方法
E様の財産は預金と不動産でしたが、不動産相続は手続きが複雑になるため認知症であるお姉様に残す財産は預金のみにしたいと考えています。
相続対策として生前に不動産を整理する方法は主に以下の2点です。
1. 不動産を整理する方法
①売却(現金化)
不動産を生前に売却し、現金化することでE様が最も心配されている不動産の手続きをなくすことができます。加えて、不動産の維持管理の負担もなくなります。
②寄付
不動産を自治体やNPO、公益法人などに寄付することで、相続財産を減らすことができます。社会貢献に繋がるだけでなく、相続税の課税対象からも除外することが可能です。
2.「結果」
E様は弊社の説明を聞いた結果、働くことが難しいお姉様のために施設の費用などを残すことを優先しご自宅を売却することにしました。
E様は売却活動を開始してから約4ヶ月で買い手を見つけることができ、無事にご自宅を現金化することができました。
現在は、お姉様へ相続できるように弊社のサポートのもと準備を進めています。
Beginner3. 広島市にお住まいのU様が、
「遺言書を用意することで老老相続を回避できた事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
※表は左右にスクロールして確認することができます。
所在地 | 広島市安佐北区口田南 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 95.04m² | 土地面積 | 102.77m² |
築年数 | 45年 | 査定価格 | 850万円 |
間取り | 4DK | その他 | - |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は広島市にお住まいの70代のU様です。
U様は最近、自身の健康に不安を感じ始め、自身の亡き後について考えるようになりました。心配の中心にあるのが相続のことです。
U様には配偶者、子どもはいないため、相続人となるのは自身の弟となりますが、弟様も同じく70代と高齢のためこのままだと老老相続が起きてしまいます。
U様は自身の財産を有効に活用してもらいたいと考えており、弟様の10代の娘に生活や結婚資金の足しに使ってもらえるように相続させたいと考えました。
解決したいトラブル・課題
課題
老老相続の発生を避けるため、自身の財産を特定の人に相続させたい。
U様は、ご自身が納得できる遺産分配を行いたいと考えていました
U様はひとまず自身にどれほどの財産があるのかを把握するため、現在住んでいる自宅の査定を不動産会社に依頼することにしました。
そのついでに特定の人物に相続させる方法も相談したいと考えています。
不動産会社の探し方・選び方
U様は、地元にある不動産会社をいくつか訪問しました。
その際に、下記の2点を重視して依頼先を決めることにしました。
- 地元の不動産事情を把握しており、提案力に優れている
- スムーズな解決が可能
いくつかの不動産会社を比較した結果、最も不動産における相続問題に知見があり、提案力にも優れていると感じたところに依頼することにしました。
U様の「トラブル・課題」の解決方法
老老相続が起こると「相続人は自身の老後のために」と貯金にまわしてしまうケースが多く、次世代(孫など)に有効活用されないことが問題となります。
1.「老老相続」を防ぐための対策
老老相続を防ぐための対策としては主に以下の2点が挙げられます。
①遺言書の作成
遺言書を作成して相続財産の分配先を事前に指定することで、法定相続分とは異なる、柔軟な分配ができるようになります。
②生前贈与
財産の一部を生前に贈与することで、相続税の軽減や次世代への財産移転を効率的に進めることができます。
2.「結果」
U様は検討した結果、遺言書を作成することに決めました。
遺言書の作成は弊社が連携する司法書士のサポートのもと、スムーズに完了させることができました。
その結果、自身の財産管理と将来の財産移転について安心して計画を立てることができ、満足されています。
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